あの頃を思い出す

シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

気張らない、そのゆるさが好き。


「人がたまる」という表現、最近はあまり耳にしなくなりました。そのせいもあってか、「たまりば(場)」という言葉には、どことなく懐かしさを感じます。

学生時代、何をするでもなく友達と放課後を過ごした公園。自分の部屋よりも長い時間を過ごしたかもしれない、あの子の部屋。帰り道に、なんとなく立ちどまって話し込んでしまう神社の階段。

待ち合わせや約束をするわけでもなく、なんとなく自然と集まっていた場所。

思い返すと、「たまりば」らしきものは自分にもあったような気がしてきます。きっと大人になると、それがお酒の飲めるお店に変わるわけですね。

シェアハウス たまりば」 は、かつて無意識に感じていたはずの、居心地の良さが漂うシェアハウスです。

入居者さんがちょっとずつ作ってきた文化がよく馴染んでいて、その場にいるだけでホッとする安心感。

きっと、新しいたまりばに出会えるはずです。


梅林駅周辺は少し起伏のあるエリア。シェアハウスへ向かう道も、緩やかな坂になっています。

L字の道路の角に建つ、この2棟の建物が「シェアハウス たまりば」です。

ひと目見ただけでは、家というよりも、作業場や小さな工場のように思うかもしれません。

それもそのはず。手前に見える建物の周りには、たくさんの薪が積み重なっています。

大量の薪の使いみちは後からゆっくり見ていくとして、まずは玄関へ。

奥側の建物が、日常を過ごす住居部分。

2棟の建物はしっかりと分かれていて、中で行き来はできないようになっています。

ドアを開けると、ゆったりとした土間と廊下が広がります。

振り返ってみてもこのゆとり。

両側に靴箱があるのに、3〜4人は並んで靴を履けそうなほどの広さです。

玄関の照明は、明るさを感知して点灯するタイプ。昼間は充分明るいため点きません。

靴箱は、しっかりとした奥行きを確保。

サイズの大きな男性用の靴でも、難なく入ります。

玄関にスタンバイしているスケートボード、最近はインテリアと化しているそうですが、入居者さんの私物だそう。

スケートボードに乗る直前、足元に投げるように板をすべらせる姿、結構好きです。


玄関を上がると、廊下が続いています。

水まわりを含めた共用部は、ほとんどが1階に集まる間取り。

早速、突き当たりのリビングから見ていきます。


ドアを開けると、まずはこんな光景。

大きなL字型のリビングで、キッチンも同じ空間に備わっています。

廊下から見て奥側が、ソファスペース。ココが、この家の「たまりば」です。

2人掛けのソファがふたつと、1人掛けのソファとスツールタイプがひとつずつ。

座布団を敷いてラグの上にも座れそうですし、まったりと時間を過ごすのにはちょうど良さそうな広さです。

程よい生活感も、うまく空間と馴染んでいて良い雰囲気。

リビングには、入居者さんの好意で置いているDVDや本、ゲーム機が並びます。

それがまた、自然と過ごしやすく作られていく「たまりば」らしさなのかも。

実際に、数人が集まると映画鑑賞会になることもあるそうです。

カーテンを締め切って、電気を消して、お菓子を用意して、ソファに体育座り。なんだか目に浮かびます。

遠くから見るとウォールシールのようですが、カーテンレールの上のギターは本物。

なかなかすごい場所に飾られています。絶妙なバランス。

ふと壁を見ると、カラフルなゴムが引っかかっています。これは・・・?

聞けば、先日ゲストの人たちと一緒にやったリンボーダンス大会の名残とか。

壁に直接記録してしまうあたりが、ラフな感じでまた良し(もちろん、一般的にはダメですのでご注意を)。


L字型の廊下側には、ダイニングテーブルが置かれています。

普段はこちらで食事をすることが多くなりそう。パソコンでの作業にも、よく使われているそうです。

奥のキッチンとはこの距離感ですから、熱々のお皿もきっとギリギリ運べます。

壁にはコミュニケーションボードが。かなり活用されているようです。

備品購入で立替をしてくれた人が書く管理ノートなど真面目なものから、落書きやパーティー用サングラスなどユニークなラインナップ。


キッチンを見ていく前に、ダイニングテーブルの脇にある窓を開けて外に出てみます。

大きなパラソルが取り付けられた、中庭のような場所。

日常的には、喫煙スペースとして使われているそう。緑も見えますし、周りの視線がないため気兼ねなく過ごせます。

七輪でサンマを焼いたり、BBQをしたこともあるとか。

大掛かりな準備をしなくても、思いついたときにパッとできる環境と設備。貴重です。


では、室内に戻ってキッチンへ。

ソファスペースとダイニングスペースの間に位置している、システムキッチン。

スペースにも余裕があって、使いやすそうです。

食器もキッチン下の引き出しに収納されています。

つるりと真っ白なお皿だけでなく、少し色の入った焼き物テイストのお皿が多め。

地味な部分ではありますが、自炊派の人には嬉しいのでは。


キッチンの隣には、実はもうひとつ部屋があります。

先へと進むと、食品の収納スペースやゴミ箱など、雑然としがちな設備が集められたスペースが。

こういったものがリビングやダイニングから見えないのは、毎日を快適に過ごす、ひとつのコツなのかもしれません。

入り口を挟んで反対側は、水まわり設備。

洗濯機と乾燥機は2台ずつの設置ですが、人数が増えたらもう1セット設置することも可能だそうです。

ちなみに、洗濯機のフタの色が赤と青に分かれていますが、男性用女性用などは区別していません。


ドアの先に、シャワールームがあります。

脱衣室は洗面台付きです。

シャワールームのドアを開けてみると、何故か2台並ぶシャワー。

どうして2台なのかは不明だそう。誰かと一緒に使うシーンは、まず無いとは思いますが…。

理由はともかくとして、1台は太陽光発電によって賄われているそうです。メリットは普通のシャワールームよりかなり広いこと。椅子もあるタイプで、バスルームのように座ってシャワーが使えます。


シャワールームの他、バスタブ付きのバスルームも。

廊下は、右手が水まわり、左手に専有部という間取り。音の気になる洗濯機や乾燥機は専有部から離れているため、深夜に利用していても大丈夫だと思います。

バスルームは洗い場が広く、バスタブもゆったりと足が伸ばせるサイズ。

これだけでも十分嬉しい設備ですが、さらに嬉しいのはこの機械。

なんと24時間給湯で、いつでもバスタイムが楽しめます。お湯を張ったり掃除をしたりする手間が省けて、とても便利。

寒い季節は特に重宝しそうです。


バスルームの隣が、洗面スペースとトイレ。

洗面台はシンプルなデザインで、コップや外したメガネなどを置いておけるスペースもたっぷり。

入居者さんたちは、このスペースは手洗い用としての利用がメイン。洗顔や歯磨きは、バスルームの脱衣室内や2階の廊下に設置された独立洗面台を使うことが多いようです。


トイレは、すっきりシンプルなタイプ。

もちろんウォシュレット付き。押さえるポイントは押さえています。

パッと見ただけでは、ただのおしゃれなポスターに見えるこちら。

キチンと読むと「使った後はちゃんと掃除しよう」。こういう注意書きなら、インテリアにもなって素敵ですね。


続いて、2階へ上がってみます。

階段を上がると、すぐ目の前にトイレと洗面台が。

壁の間にすっぽりと収まった洗面台は、1階の脱衣室に設置されたものと同じタイプ。

各自の洗顔グッズなどは、鏡の横にあるポケットに収納できます。

2階のトイレは、女性専用。

どの家でも、女性が強いのは共通なのでしょうか。

トイレも、1階のものと同じ仕様です。


では、お待ちかねの専有部を見ていきます。

まずは201号室。

家具は持ち込みが前提の、シンプルな部屋です。

南向きで日当たりは抜群。昼間は、照明を点けなくても充分生活できます。

素直な長方形ではありませんが、使いやすそうな間取り。

小さな収納も使えます。

スーツケースやダンボールなどをそのまま入れても良いですが、ちょうど良い大きさのラックを入れて整理すると、意外と使い勝手がよくなるかもしれません。

壁の一面に、ハンガーポールが渡されています。

これだけあれば、衣装持ちの人もきっと安心。3分の2は洋服を掛けて、3分の1は洗濯物を干したりと、スペースを分けて使うこともできます。


続いて203号室。モデルルームです。

1番小さな4.5畳の部屋ですが、これだけ家具を置いても圧迫感はありません。

ポールに引っ掛けることのできる布製の収納棚などを使うのは、良いアイデア。

引き出し付きだったり、下に衣装ケースが入れられる高さだったりと、ベッドは色々と考えてみる余地がありそうですね。


最後は、窓から見える緑が嬉しい205号室。

建物の裏は竹林で、2つの窓をどちらも緑でいっぱいにするくらい生い茂っています。

夏の終わりにはセミの声が聞こえたりして、つい物想いにふけったり・・・なんてこともあるかも。

各部屋の照明はリモコン式で、明るさの調整もできます。

夜寝る前は少し照明を落とすと、スムーズに眠りに入れるそうです。一応壁掛けができるタイプのリモコンですが、実際はベッドサイドにあることのほうが多いかも。


2階の部屋から見える、煙突らしきもの。

ようやくですが、隣の建物に移動してみます。


居住棟に対して、こちらの建物は工房。

普段は鍵が閉まっていて、利用申請があったときだけ解錠されます。

ガラガラとドアをスライドさせて内部へと進むと、ふと頭上のスペースが抜けた感覚に。

ななめ天井とむき出しの梁が印象的。床は土間になっています。

工房は、入居者さんはもちろん、外部の方の利用も可能なスペースです。

利用は予約制。有料ですが、入居者さんは特別価格で使うことができるそう。

ワークショップ、会議、パーティーなどに使われたことがあるそうですが、工房の1番の特徴はなんといってもこのピザ窯!

本格的なピザ屋さんのような石窯は、見た目だけでなく機能も本格派で、キレイにピザを焼くのには練習が必要だそうです。

2015年秋には、このピザ窯を使ったピザパーティーが行われたそう。この日のために練習を重ねた管理人さんが、腕前を披露。やはり、焼きたては抜群に美味しいとか。

調理用ではありませんが、シンクもあります。

工房のなかにある備品はすべて使ってOKだそうで、洗い物もここで済ませられます。床が土間で、水に強いのも良いですね。

土間から1段上がったところには、食器類が置かれた棚が。

器の展示会のようなディスプレイで、触れてはいけないような気がしてしまいますが、こちらの食器類も、備品と同じように使ってOKだそう。

ちなみに、上の段に飾られているのは差し入れの冬瓜。どうやって調理するか管理人さんが悩んだ結果、とりあえずディスプレイしてみたようです。


隣の部屋も、レンタルスペースとして使えます。

無垢材のフローリングが心地よいこちらでは、主にワークショップや教室が開かれることが多いとか。

小さなお子さんを連れたお母さんでも安心して使えるように、落下防止の柵が備わっています。

プロジェクターとスクリーンが設置されていて、映像を流すことも可能。

ホームパーティーのときには、ここを休憩スペースとして使えたりすると、長時間のんびりと楽しめそうです。


最寄り駅は市営地下鉄七隈線梅林駅

天神南まで直通で29分、博多までは天神南で空港線に乗り換え、そこから6分。車なら20分程度でしょうか。

エリアとしては少し都心部から離れていますが、その分静かで落ち着いた環境が得られます。

最寄りのイオンは、歩くと10分ほど。自転車があるとなにかと便利です。


シェアハウス たまりば」を運営するのは「アナバプロジェクト(株式会社ダイスプロジェクト)」さん。

街の「アナバ」を増やしていくプロジェクトに取り組むダイスプロジェクトさん。建物だけでなくアート、イベントなど形にとらわれずにモノ・コトを紹介するイベントや、メールマガジンの発行も行っています。

とてもユニークなスタッフさんが多く、定期開催しているイベントも非常に盛り上がるのだとか。

ダイスプロジェクトさんの他、入居者兼管理人の方が日常の管理を担当。

月に1度、入居者さんで集まってミーティングを行い、スペースの使い方やルールを見直しているそうです。

大人になった今だからこそ、たまりばが欲しい方。お問合せはコチラからどうぞ。


たまりばに必要なのは、居心地が良いことと、自然体であること。

入居者さんと事業者さん、管理人さんの協力があってこそ、実現しているのかもしれませんね。

(テルヤ)

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